かわいいをあつめる。

かわいいものをあつめるつもりが、最近はデレステに夢中。

北欧、暮らしの道具店の短編ドラマ「青葉家のテーブル」の日常のような非日常感がたまらなく好き。

 

「北欧、暮らしの道具店」より、西田尚美さん主演のオリジナル短編ドラマ「青葉家のテーブル」が公開されました。

 

食器や小物がかわいいし、かもめ食堂っぽいテイストでおもしろそう!

 

というのが予告編を見た印象。

 

そして約17分のドラマ本編を観おわった後も、まさに期待通りのほっこり感をもらうことができる+思春期のモヤモヤした感じを思い出させてくれるような、そんな作品でした。(私は実際にリクのようなタイプの学生だったと思う)

 

北欧、暮らしの道具店のテイストが好きな方、

予告編でピン!と来た方はぜひ観てほしい作品です。 

 

*  予告編 (30秒)  * 

 

 *  ドラマ本編(17分)  *

 

 

 

 

 

 

1.「青葉家のテーブル」ストーリーとちょっと変わった家族関係

シングルマザーの青葉春子、息子のリク、春子の友達のめいことめいこの彼氏・ソラオ。
ちょっと複雑な家族(?)構成の青葉家。

家訓は、何をしてもいいから、夜ごはんは家族そろって食べること。

 

中学2年生で友達0人・思春期まっただ中のリクの子育てに奮闘する春子。
そんなある日、リクが学校で気になる子を見つけて…?

 

ちょっぴり複雑な関係で一緒に暮らす4人、そして思春期で友だち作りに難航する息子と心配しながらも温かく見守る母と大人達、というストーリーなのですが、重苦しい感じは全くなく、逆に清々しさすら感じました。

 

リクの周りの大人がとにかく優しい。

 

母・春子との関係はよくありそうな母と思春期の息子なのかな?と思いましたが、母の友人・めいこの彼氏、ソラオとリクの関係がとってもいい感じ。

 

多分、お母さん(春子)のことは口うるさいなぁ…と思っても、大人の男性で自分の事を理解・押し付けがましくないアドバイスをしてくれる、お父さんとはちょっと違う関係性のソラオの言うことは素直に聞いていたりする。

こういう家族のカタチも楽しそうって思っちゃいましたよ。

 

そして、初めてリクが「気になって話してみたい」と思った子とのエピソードがまたいいんだな、これが。

 

言わずもがな、小道具のテイストや美味しそうなお料理も最高に魅力的。北欧、暮らしの道具店がそのままムービーになった感じ。

  

2.「ドラマ」というカタチの広告

私はドラマ・物語として普通に楽しんでおりましたが、こちらのnoteを読ませていただいて「広告としてのドラマ」の在り方も考えさせられました。

 

note.mu

 

「商品」ではなく「北欧、暮らしの道具店っぽい世界感への憧れ」を抱いてもらうこと。  

 

なるほどなるほどと頷きながら読み進めておりました。

「北欧、暮らしの道具店」さんはものすごくコンセプトやターゲットがしっかりしている媒体(メディア?)だと思うので、そこまで主張せずさりげなく、でも確かな存在感を持って目に映る小道具たちはきっと普通のCMよりも効果があるんじゃないかな。

 

このシーンだけでもすごい北欧、暮らしの道具店みを感じる。

白くまの貯金箱は私も愛用しております!!

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引用:主演・西田尚美「北欧、暮らしの道具店」オリジナル短編ドラマ『青葉家のテーブル』 第1話「トモダチのつくりかた」 - YouTube

 

 しろくまの貯金箱は北欧フィンランドの人気雑貨- 北欧、暮らしの道具店

 

 

 

そして確かに「パンとスープとネコ日和。」でまんまとミナペルホネンとかバターケース欲しくなっちゃったもんなぁ…。(これは別に商品を売りたいための作品じゃないと思うけど) 

www.shirokumamelon.com

 

 

 「青葉家のテーブル」を観終わったあとは、きっと北欧、暮らしの道具店のサイトへ行きたくなっちゃうはず。

 

hokuohkurashi.com

 

3.日常系の作品に求める「非日常」

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引用:主演・西田尚美「北欧、暮らしの道具店」オリジナル短編ドラマ『青葉家のテーブル』 第1話「トモダチのつくりかた」 - YouTube

 

「青葉家のテーブル」の制作秘話を読んで、自分がなぜ「かもめ食堂」「パンとスープとネコ日和。」などの作品を好きだったかが分かった気がしました。 

 

大好きな映画やドラマを、ことあるごとに繰り返し観るという習性。

 

なんとなく疲れてしまったとき。自分のことさえよく分からなくなって気持ちがシュンとしてしまったとき。わたしにはそんな場面で、まるで処方薬のように観ている大好きな作品がいくつかあります。

 

何度観ても沁み入る台詞や音楽があったり、小道具やスタイリングがツボだったりして自分の「好き」の軸を取り戻せたような感覚を与えてくれる世界がそこにあるからこそ繰り返し観てしまうんだと思います。

 

再び勇気をもって「日常」に戻っていくための、まさに「非日常」をもらっていたわけです。

 引用:西田尚美さん主演、北欧、暮らしの道具店オリジナル短編ドラマ - 北欧、暮らしの道具店

 

「日常」に戻っていくための「非日常」

 

どこかにありそうな日常の風景でありながら、限りなく理想に近い非日常。

 

私にとってはそれがまさに「かもめ食堂」や「パンとスープとネコ日和。」「マザーウォーター」という作品だったのだなと、答えを教えてもらったような、そんな気持ちになりましたよ。

 

どこかにありそうで、きっとどこにもない青葉家。 

どこにもないけど、でもやっぱりどこかにあるんじゃないかなって期待して憧れちゃう。

 

見た後にちょっぴり元気がもらえるような、そんな青葉家の生活を少しぞいてみませんか?

 

youtu.be

 

hokuohkurashi.com

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!