2019年の6月〜7月は個人的に観にいきたい!!と思った劇場版アニメがいっぱいありまして、その中の「プロメア」「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」「天気の子」の3作品を観てまいりました。
「きみと、波にのれたら」を観賞できなかったのが心残りではありますが、こちらの3作品の感想をつらつら書いてみたよ!
ネタバレしかないのでこれから観る方はご注意ください!!
プロメア
「天元突破グレンラガン」「キルラキル」の今石洋之監督 × 中島かずき脚本による初のオリジナル劇場アニメーション!!ということで期待度大大大で観に行きました。
テンポのよさと胸熱な展開で、2時間があっという間!!!
パステルっぽくもありビビッドなような色使いで全体的にアメコミっぽさを感じつつも、戦闘シーンはBGM付きでペルソナみを感じるクールな仕様、登場人物の名前や技名が出てくるところもキルラキルにもあったテイストでありつつも、スタイリッシュにキメてて(フォントも素敵なのである)、すごくおしゃれグレンラガンでした。
キャラクターもめちゃくちゃ魅力的。みんな大好き。
リオくんという刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるキャラを生みだしたのは罪深い。リオくんかわいいよリオくん。あと、難しい話の時はだいたいガロがなるほど!わからん!!って感じで突き進んでくれたり、寝ていてくれてよかった。(置いてけぼりにされてない感)
そして何よりも印象に残ったのは、クレイ役・堺雅人さんの演技の振り幅でございました。最初はただの堺雅人だな〜と思って軽い気持ちで見ておりましたら、普通の堺雅人から本当のクレイに雰囲気が一変する様子が最高オブ最高。
あ、一気にそんなにもってっちゃうんだ〜〜〜やばくない????堺雅人やばくない????ってずっと言ってた。
みんなとりあえず堺雅人の豹変っぷりを見にいった方がいいレベル。
劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム
テレビアニメの「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズがついに映画のスクリーンへ…!と言うことで、HE★VENSが3人だった時代しか知らない古きうたプリファンの私が展開とかついていけるかな…とドキドキしながら観にいってみましたところ
完 全 に プ リ ラ イ で し た 。
※プリライ=うたの☆プリンスさまっ♪のライブの略称。
そう、本編全てライブだったのです。なので実質私は、ST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENSの合同ライブに行ってきたのでありました。プリライに参戦するのは2ndと4th以来だったよね〜〜。チケットがほぼ確実に取れて何回も行けるライブってすごくない????
ネタバレなしでいくぞ!と決めていたのでコール&レスポンスの予習をまっっっったくしていなかったのですが、そこはノリで楽しめたので全然OKだった。キャラ愛があって、Elements Gardenの楽曲が好きなら多分大丈夫。
最初の曲がすでに集大成っぽくて、ST☆RISHの成長を垣間見たようで古のうたプリファンはグッときてしまったのでありました。みんな、ここまで来たんだね…。早乙女学園からずっと頑張ってたんだもんね…。
ちなみにこちらの記事での予習は全く無意味になったのですが楽しかったのでオッケーです。
ちょっとうろ覚えなのですが、各グループから選抜ユニットでの登場となった推しふたりの楽曲感想です。
なんかすごいの来た、∀NSWERみたいなのきたって感じで始まった楽曲。
四ノ宮那月こときーやんがすごくきーやんできーやんでした。MCパートの殺伐ほのぼのっぷりもすごくうたプリな感じがしてよかったよね。
ローラースケート的なので登場したと思ったらなんかすごく飛んでた。
シューーーーーって飛んでて爽やかアクロバティックだった。私はアイドルのライブを見に来たんだっけ…?って思ったらアイドルのライブを見に来たんだったと思いました。(頭が悪い感想)
ED曲は安定の宮野真守。
タイトルがアンコールなのです。アンコール。
まだ、席を立つんじゃない!!!!!
そしたら昔から応援していたうたプリファンは特に、グッとくる曲がくるから!!!
本編には全然登場しないんだけど、彼らをずっと見守ってきて、一緒にここまで駆け抜けてきたであろう彼女の姿が見れたのもうれしかったな。
天気の子
「君の名は。」で一世を風靡した新海誠監督の最新作。
秒速5センチメートルでダメージを受け、言の葉の庭で新宿御苑に通った勢としましては、国民的大ヒット作の次に新海監督はどんな作品を持ってくるんだろう?とドキドキワクワクハラハラしておりました。
設定諸々にツッコミどころが多い気がするけど、ちゃんとおもしろくて感動もして、それなのになぜか秒速5センチメートルを観た後のなんとも言えない気持ちに近い、っていうのが観終わったあとの正直な感想でした。
世界か君か、のセカイ系で世界より君を選んだ物語、なのかな?
コミカルなシーンも多いはずなのになんとなく全体的にほの暗いというか、曇りっぽい雰囲気の映画だなって印象でした。ちょっと違うけど水の旋律の手塚京輔ルートを思い出したよね。(能力の行く末的な意味で)
ネタバレは極力避けていったのですが、ちらっと聞こえてきた情報でなんとなーく帆高くんと陽菜ちゃんが離ればなれエンドだろうな、って思っていったからトゥルーエンドでとりあえずよかった。
そしてなんと言っても小栗旬さんの声が須賀さんのキャラにとっても合っててよかった!!すごい上手いっていうよりは声質とかが本当にキャラにぴったりだったんだと思う。最初、小栗旬ってわかんなかったよ…!
私が大人になってしまったからなのかなんなのか、須賀さんに感情移入する部分が多かった気がするな。大人の事情で飲み込まないといけないことがたくさんあるんだけど、でも穂高くんたちの真っ直ぐさが眩しくて、大人にもなりきれなくて、うわあああってなっちゃうの感じがね、うん。
そして、「世界はもともと狂っている」っていうのがなんだか1番心に残ったセリフでした。
凪パイセンのキャラもよかったし、カナとアヤネ(エンドロールに注目だ!)、君の名はメンバーの小ネタなどうれしい仕掛けもいっぱいだったし、指輪のシーンは初々しくて可愛くて切なくて、うるっときちゃったよね。
あんまりまとめきれていませんが、なんとも言えないモヤモヤ感にも関わらず、長々と感想を書いている時点ですっかり心を掴まれてしまっているのでした。
次回作も楽しみにしております!
そしてとりあえず言いたいのは、貴樹くんも帆高くんも連絡手段があるならこまめに連絡しなさい!!!!
2019年後半も楽しみなアニメ映画がいっぱい!
そんなこんなでアニメ映画充していた7月ですが、今年はまだまだみたい劇場版がいっぱい!
8月は「トイ・ストーリー4」とアニメではないですが「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」を、10月には「空の青さを知る人よ」と「劇場版 冴えない彼女の育てかた Fine」を観に行く予定です。
9割アニメだよ!!楽しみ〜〜!
今回みた映画のヒロインズ。リオくんは実質ヒロイン。
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