自分の中の考えをまとめるお勉強がてら読んだ本のめも&感想です。
今回読んだのは水野学さんのセンスは知識からはじまるという本。
本の内容、ネタバレなど含みますのでご注意ください。
また、 大変個人的な私なりの解釈となりますので至らぬところはご容赦いただけますと幸いです。
気になったもくじ
・センスとは、数値化できない事象を最適化することである
・ひらめきを待たずに知識を蓄える
・客観的情報の集積がその人のセンスを決定する
・効率よく知識を増やす三つのコツ
センスってなんだろう?
水野さんはセンスは知識からはじまるの中で、センスとは「数値化できない物事を最適化する能力」と定義しています。
一瞬なんのこっちゃと思ってしまったのですが、例えで「自分に似合う服を選ぶ能力=センスがいい」とあり、なんとなく理解。
流行っている服・ハイブランドの服を着ればおしゃれってわけじゃないですもんね。
自分の体型、雰囲気、個性などなどを自己分析し、それに合った服を選べるかというのは確かにセンス以外のなにものでもないかもしれません。
知識・情報の量がその人のセンスになる
じゃあどうしたら似合う服を選べるようになるんじゃー!!
となると思うのですが、それに必要なのは「さまざまな知識を蓄積すること」とありました。
ユニクロしか服のブランドを知らなければユニクロでしか服を選べないけれど、ユニクロとGAPを知っていれば、選択肢が増えるぞ!やったね!ということなのかなと。
ただしこの知識&情報あつめにも注意点がひとつ。
思い込みと主観による情報をいくらあつめてもセンスはよくならないのです
引用:水野 学 著 / センスは知識からはじまる P92
who's who Chico大好きマンだからといって、それオンリーにならず、ダズリンやHUMAN WOMANものぞいてみよう!
arも好きだけどたまには美人百花も読んでみよう!ということですかね。
そしてぐさりとくるひと言。
センスに自信がない人は、自分が、実はいかに情報を集めていないか、自分が持っている客観情報がいかに少ないか、まずを自覚しましょう。
引用:水野 学 著 / センスは知識からはじまる P95
はい…すみませんでした。
知識を増やす3つのポイント
① 王道を知る
② 流行を知る
③ 分析する
例えば、私が「フォント」の勉強をしたい&センスと磨きたいとします。
まずすべきことは「王道・定番」のフォントを勉強すること。
タイムズ ニュー ローマンやヘルベチカなど、昔から使われて愛されてきたフォントたちを学びます。
つぎは、「流行っている」フォントを勉強します。
ファッションと同じようにフォントやデザインにも流行があります。こちらは2016年のトレンドですが、合わせて2017年のものも抑えておくとなお良しですね。
最後に、蓄えてきた知識を「分析・解釈」して自分の知識に落とし込むということをします。言うは易く行うは難し!
センスは知識からはじまるを読んでみて
「センスがない」「センスが良くなりたい」は割りと口ぐせのように言っておりましたが、センスは知識からはじまるを読んでみて思ったことは、結局のところは「センスがない」のではなくて「知識・情報がない」のだと思いました。
つまるところインプット&アウトプットが足りておらず勉強不足ということ…。
客観性を大切に、日々コツコツと 知識・情報をあつめていきたいと思いました。(言うは易く行うは難し…)
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最後まで読んでいただきありがとうございました!